仮想通貨評論家コインマンブログ

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民主主義は余暇を要求してきた

 

熟議民主主義の困難

熟議民主主義の困難

 

「民主主義は最悪のシステムだ。但し、他の政治手法を除いては」

 

これはイギリスの宰相チャーチルの名言だが、民主主義はコストがかかり、時にとんでもない結果を引き起こす可能性があることを歴史は証明している。

 

ただ、民主主義よりもましな政治手法を人類はまだ発明していないため、しょうがなく民主主義を使っているとチャーチルは言いたかったのだろう。

 

今回紹介する資料は民主主義の抱える問題を解説しながら、優れている部分についても言及している。

 

「民主主義は余暇を要求していた(P46)」というベンジャミン・ハーバーの名言を本書は引用しており、選挙や開票作業、議論などを必要とする民主主義を実践するためには時間が必要だということを説明している。

 

スイスで住民投票が行われたベーシック・インカムについても、「労働中心社会(P46)」部分で説明しており、社会保障分野に興味がある人にとっては面白い議論が展開されている。

 

チャーチルのいうように問題を抱えた民主主義というシステムについて、深く考える機会を与えてくれる良書である。 

熟議民主主義の困難

熟議民主主義の困難