仮想通貨評論家コインマンブログ

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インセンティブは自律性を損なう?

 

モラル・エコノミー:インセンティブか善き市民か

モラル・エコノミー:インセンティブか善き市民か

 

私は長らく外資系金融機関に勤めていたため、インセンティブという用語には詳しいつもりである。

 

スタッフはインセンティブ・ボーナスのために働き、毎年1月から2月の支払いが終わると大量の退職者が出ていた。

 

この行動は経済的に見て極めて合理的であり、当たり前と言えば当たり前の動きである。 

 

今回紹介する資料では、「インセンティブは自律性を損なう(P91)」として、外資系金融機関的なインセンティブの与え方について、批判的に論じている。

 

本書はインセンティブについて、「対象者をコントロールしようとする

試みである(P91)」と述べている。

 

資本主義社会に生きる我々にとって、「インセンティブは、依頼者(たとえば雇用者)が代理人(その被雇用者)をコントロールしたいというメッセージをどのように伝えるのか(P91)」がポイントであると本書は言う。

 

企業経営者や人事担当者の人などに、おすすめの一冊だ。

モラル・エコノミー:インセンティブか善き市民か