仮想通貨評論家コインマンブログ

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ベンチャー・キャピタルが生まれた背景

 

本書は、著名な学者である中野剛志氏による企業論に関する資料である。

 

政治問題についても厳しいコメントをすることで知られる中野氏だが、ビジネス関しても鋭い視線で切り込んでおり、興味深く読むことができた。

 

印象的だったのは、「ベンチャー・キャピタルが生まれた背景(P64 )」部分だ。

 

アメリカ最初のベンチャー・キャピタルとして、1946年に誕生したボストンのARD(American Research and Development)が紹介されている。

 

このADRは、第二次大戦中に開発された軍事技術を民間転用するために設立されたベンチャー・キャピタルであると中野氏は説明している。

 

電子メールなどの技術も、元々は軍事用に使われており、民間転用することでビジネスが拡大した例は枚挙にいとまがない。

 

私はアメリカの金融機関で長く働いていたが、上司が元米軍の特殊部隊員だったこともあった。

 

アメリカが世界最大の経済大国であり続けている理由の一つに、アメリカが常に戦争をしており、実戦経験者が社会の中に一定数存在していることを挙げる人がいる。

 

本書を読んで、その意見はあながち間違いではないのではないかと感じた。

 

ベンチャー・キャピタルで働いている人に、おすすめの一冊だ。