会社辞めて良かった

15年間外資系金融機関で働き、現在はフリーのPMOです。

人脈は当てにならない?

 

本書は、経済産業省を退職して独立した筆者によるサバイバル教書である。

 

キャリア官僚の場合、営業などの実務経験がないため、独立後、「何をすればよいのか分からない」状態に陥って、一時は貯蓄が数千円までになり、そこから頭を使って状況を打開してきた筆者の文章には中々の迫力がある。

 

印象深かったのは、以下の部分だ。

 

「一人になったときにそのまま市場で通じる能力とは、結局のところ退職前に当たり前のようにこなしていた仕事にかかわる能力である(P71)」

 

「サラリーマン時代に培った人脈は、おおむね所属していた組織のブランドに強く紐付いているため、一人になったときにあまり頼りにならない(P71)」

 

「俺は人脈が豊富だから、独立してもやっていけるはず」と思っている人が実際に独立したら、誰も相手にされなかったというのはよくある話で、結局は組織のブランドに人脈が付いていることが多いということだろう。

 

仕事にお悩みの方、独立を検討している人に、おすすめの一冊だ。

 

Kindle版が、読みやすい。