仮想通貨評論家コインマンブログ

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部長会で社長選出?

 

「大学改革」という病――学問の自由・財政基盤・競争主義から検証する

「大学改革」という病――学問の自由・財政基盤・競争主義から検証する

 

 日本の大学の競争力低下が叫ばれて久しいが、教授や職員の英語力の低さだけではなく、ガバナンスを含めて組織統治能力に問題があると本書は指摘する。

 

日本の私立大学の場合、教授会によって学長などのトップが選出される仕組みを採用しているところが多い。

 

国公立大学については、10年程前に教授会がトップを選出する仕組みを変えているため、私学の方が古い制度を採用するという不思議な形になっている。

 

民間企業で例えると、部長会で社長を選出するようなもので、その仕組みで世界中の企業と競争できるかというと、どう考えても難しいだろう。

 

海外の大学のやり方が正しいとは限らないが、競争力、マーケティング力などを見ると、日本の大学が劣っていることは確かである。

 

一部の私立大学では、民間企業経験者とトップに据えるところも出てきており、これらの大学が打ち出す方策で、日本の大学業界を変えてほしいものだ。

 

大学で働いている人などにおすすめの一冊だ。

「大学改革」という病――学問の自由・財政基盤・競争主義から検証する

「大学改革」という病――学問の自由・財政基盤・競争主義から検証する