仮想通貨評論家コインマンブログ

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どのような人間になるか

国民国家と経済政策 (転換期を読む)

国民国家と経済政策 (転換期を読む)

 

今回紹介する資料は、「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 (岩波文庫)」で知られているマックス・ウェーバーが、教授に就任した際に行った講演内容を記したものである。

 

タイトルの通り、経済政策に関する内容が多いが、将来の人類がどのような生き方をするかなどについても述べており、ウェーバーの考えを読み解くことができて興味深い。

 

印象的だったのは、以下のフレーズである。

 

「われわれ自身の世代が墓場に入ったのちのことを考えるさいに、われわれが心をゆすぶられる問題は、未来のひとびとはどのような暮らしをするかということではなくして、かれらがどのような人間になるかということです(P31)」

 

後世の人々が、「どのような人間になるか」を心配している点にウェーバーのスケールの大きさを感じるのは私だけだろうか。

 

仕事や勉強などで目の前のことしか考えられなくなっている状態の時、頭をリフレッシュさせ、未来のことを見据えるきっかけになる良書である。 

国民国家と経済政策 (転換期を読む)

国民国家と経済政策 (転換期を読む)