仮想通貨評論家コインマンブログ

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経営学は科学を目指している

 

ドラッカー『現代の経営』が教える「マネジメントの基本指針」

ドラッカー『現代の経営』が教える「マネジメントの基本指針」

 

 ピーター・F・ドラッカーは、実践経営学の元祖として知られているが、日本での人気と比較して、アメリカではそれほど重宝されていない。

 

私は、フランスのビジネススクールに行ったが、ドラッカーの名前は結局一回も聞かなかった。

 

代わりに聞いたのは大前研一氏の名前であり、名著「企業参謀 (講談社文庫)」は何度も授業で登場した。

 

私の学校が大前氏押し(?)だったのかもしれないが、経営学の大家であるポーターやコトラーと同格の扱いをされていた気がする。

 

今回紹介する資料では、「ドラッカーの理論がアメリカではあまり使われていない」旨の説明が登場する。

 

「世界の経営学は科学を目指しているが、ドラッカーの言葉は名言であっても、科学ではない(P43)」と本書は述べている。

 

日本でMBAや大学院卒の人が評価されない理由として、日本企業の「新卒一括採用、同期過剰意識文化」があるとされる。

 

また、「経験、勘、度胸」の頭文字を取ったKKD経営が日本では行われていると言われており、アメリカの経営学が科学を目指しているのに対して、日本の経営者の何パーセントかは、現在もKKDを重視しているのは驚きである。

 

経営学に興味がある人、アメリカのビジネススクールに行きたいと考えている人におすすめの一冊だ。

ドラッカー『現代の経営』が教える「マネジメントの基本指針」

ドラッカー『現代の経営』が教える「マネジメントの基本指針」