元外資系金融マンブログ

15年間外資系金融機関で働き、現在は仮想通貨や金融に関するライターをしているPMOです。

バンカーと銀行員

 

新装版 名銀行家列伝―社会を支えた?公器?の系譜

新装版 名銀行家列伝―社会を支えた?公器?の系譜

 

本書では、銀行家をバンカーと呼び、誇り高き存在であった伝説的なバンカーを7人紹介している。

 

日本興業銀行の中山素平氏住友銀行の磯田一郎氏など、良い意味でも悪い意味でも社会に大きな影響力を及ぼしたバンカーの仕事について記述している。

 

第二次大戦後、GHQによって日本興業銀行が解体させられそうになった際、中山氏は「今から50年後には、直接金融で日本の経済が回るようになるかもしれないが、それまで我々が必要だ」と述べ、GHQに存続を認めさせたとされる。

 

幸か不幸かその50年後、バブル崩壊後の不良債権問題がきっかけで、日本興業銀行は合併で消滅することになる。

 

中山氏でも、さすがにここまでは読めなかっただろうが、50年後になくなったのは事実である。

 

金融業界を志望している人におすすめの一冊だ。

 

新装版 名銀行家列伝―社会を支えた?公器?の系譜

新装版 名銀行家列伝―社会を支えた?公器?の系譜