仮想通貨評論家コインマンブログ

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プロスポーツの年金

 

アメリカで働いていた際、業務の関係で、プロスポーツ選手の年金制度を調べたことがあった。

 

アメリカの場合、公的年金とは別に、プロスポーツ界の私的年金がある。

 

野球だと、大リーグでの登録が5年以上の選手には、60歳以降、年間約2,000万円が支給される(P71)。

 

日本のプロ野球にも、年金制度(10年間の選手登録が条件で、年間約120万円支給)があったが、2011年に財源不足で解散した。

 

大リーグが恵まれているのは、選手の金銭的負担がない無拠出型年金であることだ。

 

「大リーグには、巨額のテレビ放映料金などが入り、その一定額がMLB選手年金基金に支払われる(P71)」仕組みになっているためである。

 

大リーグとマイナーリーグにおける選手の待遇は天地ほど違うが、年金については、「大リーグでの登録が受給資格」なので、正に百かゼロの差なのだ。

 

マイナーリーグの選手が、大リーグに上がるために必死なのは、様々な処遇だけでなく、年金にも格差があるからである。

 

スポーツビジネスに興味のある方は、ぜひ一度本書を手に取ってみよう。

 

コラムが面白く、読み物としても楽しめる一冊だ。