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会社辞めて良かった

15年間外資系金融機関で働き、現在はフリーのPMOです。

機関決定方法

 

官僚

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会社員時代、取締役会の事務局として、議事録作成などを担当していた。

 

そのため、様々な組織の機関決定方法を調べたことがあり、自民党民主党(現・民進党)についても調査したことがある。

 

自民党には、部会という会合があり、早い時だと、朝7時半から様々な政策について、議論が行われる。

 

部会では、官庁の役人が説明を行ったり、各業界関係者からヒアリングを行ったりする。

 

部会から政調審議会を経て、党三役が加わる総務会で最終承認する。

 

一方、2012年に与党だった民主党は、違う形の意思決定を行っていた。

 

民主党には部門会議があり、これが自民党の部会に当たる会議体だ。

 

部門会議、政調委員会を経て、政策調査会長の了承があり、「政府・民主三役会議」で最終承認する仕組みだった(2012年当時)。

 

自民党と与党時代の民主党の大きな違いは、総務会である。

 

自民党の総務会は、全会一致が原則で、可決された法案には、党議拘束がかかる慣例がある。

 

与党時代の民主党には、自民党の総務会にあたる会議体がなかった。

 

その証拠に、与党だった民主党が提出した法案への造反が相次ぎ、空中分解を招いて、政権は崩壊した。

 

上記内容は、本書「官僚排除の慣例を正せ(P72)」部分でも解説されている。

 

私自身、所属していた組織が揺らいだ時、機関決定方法に何らかの問題を抱えていたことを覚えている。

 

経営者や管理職の方に、おすすめの一冊だ。

 

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