会社辞めて良かった

15年間外資系金融機関で働き、現在はフリーのPMOです。

東洋のボストン

 

 

激動するアジアの大学改革―グローバル人材を育成するために<増補版> (上智大学新書)

激動するアジアの大学改革―グローバル人材を育成するために<増補版> (上智大学新書)

 

アメリカ東海岸のボストンに行かれたことはあるだろうか。

 

私は1度行ったことがあるが、多くの大学がある学術的な街でありながら、ビジネス街でもある素敵なところだった(クラムチャウダーが名物)。

 

シンガポールは、「東洋のボストン」を目指し、20年前から大学改革に取り組んでいたことを、本書で初めて知った。

 

1997年に、当時のゴー・チョントク首相が「東洋のボストン(Boston of the East)」政策を打ち出した。

 

これは、当時10%だったシンガポール国立大学南洋理工大学の留学生入学率を20%に引き上げ、ボストンのような学術都市にするという国家ビジョンだった。

 

現在、欧米のトップ大学がシンガポールに拠点を置き、「東洋のボストン」政策は一定の成果をおさめたようである。

 

本書は、シンガポールだけではなく、中国、韓国、インドネシア、マレーシアの大学改革についても解説されている。

 

私学を中心に、教授会という伝統的な仕組みが残る日本の大学界だが、関係者はぜひ本書を手に取ってほしい。

 

アジア各国は、グローバル人材を育成するために、物凄いスピードで改革に着手しているのだ。

激動するアジアの大学改革―グローバル人材を育成するために<増補版> (上智大学新書)

激動するアジアの大学改革―グローバル人材を育成するために<増補版> (上智大学新書)