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会社辞めて良かった

15年間外資系金融機関で働き、現在はフリーのPMOです。

安楽死の要件

 

終末期医療を考えるために-検証 オランダの安楽死から

終末期医療を考えるために-検証 オランダの安楽死から

 

オランダでは、安楽死を要請している患者が、「毎年9,000名以上いると推定されている(P20)」。

 

つまり、安楽死を望んで要請しても、必ずしも医師が応じるとは限らないということだ。

 

オランダの安楽死は、「要請すれば簡単にできる」というイメージがあるかもしれない。

 

実際には、安楽死法に基づき、安楽死審査委員会が裁定を行う「注意深さの要件」をすべて満たす必要がある。

 

最近は、日本でも、安楽死を希望する著名人が出てきている。

 

オランダに限らず、スイスやベルギーなど、安楽死が合法の国は、複数ある。

 

スイスは、安楽死の要件が比較的軽いことで知られている。

 

外国人が、安楽死目的でスイスを訪れることが多く、スイスで安楽死をする約80%が外国人である。

 

死生観や倫理観によって、安楽死への考えは人それぞれだ。

 

安楽死が合法の国であっても、肉体的、精神的苦痛が余りにも酷い人に、そこから解放する手段として、安楽死が提供されている場合が多い。

 

日本でも、肉体的苦痛で叫び声を上げる患者に対し、薬物を投与した医師が逮捕されたケースがある。

 

本書は、オランダの安楽死事情を検証しており、様々な意味で考えさせられる一冊だ。

 

終末期医療を考えるために-検証 オランダの安楽死から

終末期医療を考えるために-検証 オランダの安楽死から