会社辞めて良かった

15年間外資系金融機関で働き、現在はフリーのPMOです。

慶應はゴキブリ?

 

キレイゴトぬきの就活論 (新潮新書)

キレイゴトぬきの就活論 (新潮新書)

 

「慶応のことを人事担当者は『ゴキブリ』に喩える。ともかく、ワラワラと人気企業に群がってきて、しかも落ちそうにも結構しつこい(P58)」

 

上記には、思わず笑ってしまった。

 

就職に強いと言われる慶應(正しくはこちらの漢字)だが、その理由を先日感じたエピソードがある。

 

たまたま慶應の学食で食事をする機会があったのだが、その際に見知らぬ学生(全員知らないのだが)から話しかけられた。

 

「○○先生の民法の授業を取っていませんか?」

 

私は、「取っていない」と応えた。

 

「学生ではない」と言うこともできたが、なぜか「取っていない」という言葉が出てきた。

 

その学生によると、民法の試験が近いのだが、ノートをきちんと取っていないらしく、単位取得が危ういというのだ。

 

私は、思わず感心してしまった。

 

単位取得のためとはいえ、見知らぬ相当年上の人間にノートを借りようとしていたのだ。

 

このたくましさは良い意味で、「ゴキブリ並み」であり、慶應の学生が企業から好かれる理由が分かったような気がした。

 

本書は、「キレイゴトぬき」と言うだけあって、生々しい就職活動の裏側を、あらゆる角度から分析している。

 

就職活動を控えるかたに、おすすめの一冊だ。

 

キレイゴトぬきの就活論 (新潮新書)

キレイゴトぬきの就活論 (新潮新書)