仮想通貨評論家コインマンブログ

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土地国有化は非効率

 

「日本の歴史」1古代篇 神話の時代から (WAC BUNKO 245)

「日本の歴史」1古代篇 神話の時代から (WAC BUNKO 245)

 

土地の国有化というと、共産圏の出来事と思われるかもしれないが、過去日本でも行われたことがある。

 

大化2年(646年)に出された改新の詔で、公地公民制が打ち出され、私有財産の廃止、土地と人民の公有化が宣言された。

 

しかしながら、この制度はうまくいかなかったようである。

 

国有化され、天皇に帰属した土地を、公民に貸し与えるという形を取ったからだ。

 

公民に貸した土地は、6年後に返還しなければならない規定になっており、これが猛反発を生んだようである。

 

考えてみれば、当たり前だ。

 

6年後に返さなければならない土地を耕して、改良しようとすることなど、誰もやらないからだ。

 

旧ソ連のソホーズ(国営農場)やコルホーズ(集団農場)も結果的に失敗したが、土地の国有化は非効率なのである。

 

天皇制の議論が、国政レベルで行われている。

 

天皇制と深く関わる神話や、過去の天皇が打ち出した政策が分析された興味深い一冊だ。

 

「日本の歴史」1古代篇 神話の時代から (WAC BUNKO 245)

「日本の歴史」1古代篇 神話の時代から (WAC BUNKO 245)