仮想通貨評論家コインマンブログ

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おいしさ保証

 

星野リゾートの教科書

星野リゾートの教科書

 

今や有名になりすぎて、予約が難しい状態の星野リゾート

 

本書は、星野リゾートの星野社長が手掛けてきた様々な施策を、経営戦略論とからめて紹介している。

 

「『まずくて当たり前』だから『保証』の意味あり(P94)」部分は、ホテル、レストラン業界関係者にとって、大変参考になる部分である。

 

ゲレンデのレストランについて、多くの人が「おいしくなくて当たり前」とあきらめている部分に星野リゾートは注目した。

 

福島県の「アルツ磐梯」のスキー場レストランで、2003年12月カレーライスの「おいしさ保証」を開始した。

 

開始3日目に最初の返金要求があり、理由は「ご飯がべとべと(P97)」というものだった。

 

スタッフが確認したところ、炊飯器の老朽化で米がしっとりと炊けていなかった。

 

危機感を持ったスタッフは、大慌てで新しい業務用炊飯器を注文し、仕事への責任感も向上したという。

 

星野社長は、アメリカの経営学者クリストファー・ハートの「サービスの100%保証システム」という論文を、カレーの「おいしさ保証」に応用したのである。

 

星野社長は、コーネル大学大学院時代、教壇に立っていたハートから教えを受けていたのだ。

 

ハートの論文は、「いかに「サービス」を収益化するか」に収録されている。

 

非常に興味深い経営方法だ。

 

星野リゾートの教科書

星野リゾートの教科書