元外資系金融マンブログ

15年間外資系金融機関で働き、現在は仮想通貨や金融に関するライターをしているPMOです。

合併が難しい理由④呼び方

外資系企業の場合、相手が誰であろうと、「さん付け」で呼ぶことが多い。

 

社長でも、「○○さん」と呼ぶし、外国人の場合は、「Jack(例)」のようにファーストネームで呼ぶことが一般的だ。

 

漢字の名字が分からない場合、日本語メールでも、冒頭で「Saito-san(例)」という形にするケースもある。

 

「サイトウ」の漢字は複数あり、漢字を間違えるよりは、「Saito-san」にする方が良いという判断だろう(返信メールで、漢字名を知ることも多い)。

 

日系企業でも「さん付け」のところはあるようだが、金融機関の場合は、役職で呼ぶことが多い。

 

日系と外資系が合併する場合、「さん付け」で呼ぶか、役職で呼ぶかは、重要である。

 

個人的には、「さん付け」の方が良いと考える。

 

役職で呼ぶと、無意識の内に権威主義が蔓延する。

 

権威主義が悪いのではなく、権威主義でない組織出身者は、役職で呼ぶことに強い違和感を覚えるのだ。

 

また、役職で呼ぶ組織にすると、目下の人を呼び捨てにしたり、「君付け」で呼ぶパターンに陥りがちである。

 

呼び捨てや「君付け」が悪いわけではないが、これだと語尾がきつくなる傾向にある。

 

呼び捨て文化にすると、「斎藤、あれやっておけと言っただろう!」という感じで無意識の内に語尾が荒くなる。

 

「さん付け」だと、「斎藤さん、あれやっておいてとお願いしたよね」と、自然に柔らかい口調に変わる。

 

合併で、人の呼び方に迷ったら、「さん付け」にすることをおすすめする。

 

役職名にすると、それを理由に退職者が出る可能性が高い(退職者はそれが理由だと決して言わないが)。