会社辞めて良かった

15年間外資系金融機関で働き、現在はフリーのPMOです。

ケインズの予測

 

最後の資本主義

最後の資本主義

 

ケインズは、1928年に執筆した論文の中で、以下のような予測をしている。

 

「2028年には欧州と米国の『生活の水準』が大幅に改善され、誰もカネを稼ぐことを心配する必要がなくなる(P266)」

 

ケインズの予測に対して、今回紹介する「最後の資本主義」の筆者は、以下のように述べている。

 

「2028年はまだ到達していないが、ケインズが予測したような社会への道を人類が歩んでいるとは思えない(P267)」

 

私も同意件だが、ケインズの予測については様々な意見がある。

 

ケインズが生きていた1928年に比べると、現在の人類の富は飛躍的に増えたが、同時に欲望も大きくなった。

 

CMが消費を喚起し、テクノロジーが新たな商品・サービスを提供することで、富の増加と比例し、欲望も拡大するだろう。

 

本書は、学術的な部分と現実的な内容がバランスよく組合わさった良書である。

 

最後の資本主義

最後の資本主義