会社辞めて良かった

15年間外資系金融機関で働き、現在はフリーのPMOです。

無責任なトップの責任

 

鈴木敏文 孤高

鈴木敏文 孤高

 

アメリカのGEは、長期政権で知られている。

 

前任のジャック・ウェルチは在職約20年で、現CEOのジェフ・イメルトは15年トップを務めている。

 

企業における長期政権は、良し悪しなのだが、トップが70歳近くなると弊害が出てくるように思う。

 

GE の場合、トップが20年近く変わらないため、後継者は40代の人が候補になる傾向にある。

 

本書は、セブン&アイ・ホールディングス前CEOの鈴木敏文へのインタビュー記録である。

 

「僕は昔、人事を担当していた頃、経営者は60歳を過ぎたら引退すべきとも思っていた。だけど、自分がその年齢を過ぎていくと、無責任に引いてはいけないと葛藤があった。辞めるとは、なかなか言えないんだよ(P81)」

 

80歳を過ぎても退任しなかった理由を、鈴木は上記のように述べている。

 

私は、「無責任」がキーワードだと感じた。

 

早めに辞めることが、経営者の責任でもあると、本書を読んで強く感じた。

 

鈴木敏文 孤高

鈴木敏文 孤高