元外資系金融マンブログ

15年間外資系金融機関で働き、現在は仮想通貨や金融に関するライターをしているPMOです。

持ち続けているプライド

 

認知症が進行しても変わらないことが、2つあると考えている。

 

食欲とプライドである。

 

認知症になっても、内臓に問題がなければ、食欲は変わらない。

 

食事をしたばかりなのに、「夕食はまだか?」ときくこともある。

 

本書で興味深いのは、「持ち続けているプライド(P51)」部分だ。

 

「病気がかなり進んでも、感情機能とともにご本人のプライドは保たれていることが多いものです(P52)」

 

上記は、よく言われることだ。

 

周囲の状況が分からないのに、ばかにされると認知症の人がそれを察することついて、筆者は、「海外で言葉が分からなくても、悪口を言われると何となく分かることに近い」と推察している。

 

海外生活をしていた私にとって、上記仮説は、「なるほど!」と納得できるものだった。

 

認知症は今後、更に身近になるだろうが、本書があれば、ほとんどの場面に対応できるだろう。