仮想通貨評論家コインマンブログ

15年間外資系金融機関で働き、現在は仮想通貨評論家コインマンとして仮想通貨の記事を執筆しています。Twitterをフォロー頂ければ(@PMO_Group)、毎日記事をお読み頂けます。また、プロジェクト管理のコンサルタントもしています。記事執筆やコンサルティングのお問い合わせは、お気軽にどうぞ(coinmanpmo@gmail.com)。

拡がらないキリスト教

 

カトリック入門: 日本文化からのアプローチ (ちくま新書 1215)
 

日本のキリスト教徒は、人口の1%に満たないことはよく知られている。

 

日本でキリスト教が拡がらない理由は、諸説ある。

 

1614年に徳川家康が、キリシタン迫害を開始し、その後、江戸時代が終わるまでの約250年間、邪教という烙印を押された記憶が、現在まで続いている可能性について、本書P20で紹介している。

 

筆者は、幕藩体制下の反キリシタン教育の影響について、「判断できないし、またそれを問うつもりもない(P21)」と述べている。

 

一方、韓国の3人に1人はキリスト教徒であり、地理的に近い日韓でこれだけ違いがあるのは興味深い。

 

日本は知識人、韓国は庶民にキリスト教が拡がり、普及率に差が出たという人もいるが、客観的な根拠を導くのは難しいようだ。

 

本書は、聖母神学(P236)や宗教改革(P266)についても論じており、カトリシズムを理解する上で、最適なキリスト教入門書である。

 

カトリック入門: 日本文化からのアプローチ (ちくま新書 1215)