元外資系金融マンブログ

15年間外資系金融機関で働き、現在は仮想通貨や金融に関するライターをしているPMOです。

最大の支出は戦争

 

21世紀のイスラム過激派:アルカイダからイスラム国まで

21世紀のイスラム過激派:アルカイダからイスラム国まで

 

イスラム国(IS)は、国ではない。

 

国ではないにもかかわらず、ISほど戦闘員をかかえる組織はないだろう。

 

「ISにとって最大の支出は戦争だ。これは避けられない。彼らがいつでも動員できる戦闘員の推定数には数千人から数万人までの幅がある(P118)」

 

本書は、ISに戦闘員状況を上記のように述べている。

 

興味深いのは、「戦闘員の多数派が、シリア人とイラク人である事は明白だ(P119)」と述べている部分だ。

 

メディアはよく、欧州の若者などがシリアやイラクに入国し、ISの戦闘員になっていると報道している。

 

「大部分の参加者にとってこの紛争は地元の紛争だということだ(P119)」

 

外国人戦闘員現象の重要性が下がるわけではないが、ISが重視しているのは、あくまで中東だということを確認できた。

 

この辺りが、テレビなどからは得られない情報なのである。

 

21世紀のイスラム過激派:アルカイダからイスラム国まで

21世紀のイスラム過激派:アルカイダからイスラム国まで