仮想通貨評論家コインマンブログ

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宗教はアヘンか?

 

資本主義の限界

資本主義の限界

 

マルクスが「宗教はアヘン」と断じ、宗教を否定しているのは有名な話である。

 

中国の文化大革命などで、宗教施設や偶像が多数破壊されたのは、マルクスの影響だと考えられている。

 

本書は、「共産主義の思想と、古代ユダヤ教の成立過程は極めてよく似ています(110)」と述べている。

 

マルクス唯物史観には、資本家による搾取が根底にあり、現世で労働者をいかに救済するかがテーマになっているが、これはユダヤ教に通じるものであると筆者は力説する。

 

マルクスのいう労働者は古代ユダヤ人に、資本家階級はエジプト文明であり、メソポタミア文明であり、ヘレニズム文化であり、ギリシャ、ローマに置き換えてもいいでしょう(P111)」

 

本書は上記のようにも説明し、古代ユダヤ教マルクス主義の似た関係を分析している。

 

資本主義の生活に疲れると、宗教やマルクス思想に拠り所を探すのが、昔からよくあるパターンのようだ。

 

マルクスユダヤ教徒も両親のもとに生まれ、父親ユダヤ教のラビ(聖職者)だったというのが、面白い。

 

資本主義の限界

資本主義の限界