仮想通貨評論家コインマンブログ

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マリースがない

 

外交交渉回想: 沖縄返還・福田ドクトリン・北方領土

外交交渉回想: 沖縄返還・福田ドクトリン・北方領土

 

北方領土交渉の行方に注目が集まっているが、これまでの日ソ、日露関係を復習するテキストとして、本書は最適である。

 

筆者は元外交官であり、ロシア関連以外にも、フォークランド紛争尖閣諸島問題まで、幅広いテーマを網羅している。

 

興味深いのは、「国際広報の重要性(P274)」部分だ。

 

「相手に不法不適当と思える言動があったときには、まずは同じ程度に叩き返しておくことが、本当は外交的なのだ。殴られたら殴り返す、蹴られたら蹴り返す、その上での話し合いである(P274)」

 

本書は上記のように述べているが、正にその通りだ。

 

「日本人は人が良すぎる」と、外国人によく言われる。

 

これは外交だけに限らず、スポーツでもそうだ。

 

南米のサッカー選手は、よくこう言う。

 

「日本人には、マリース(ずる賢さ)がない」

 

スポーツだけではなく、外交にもマリースが必要だと感じているのは、私だけではないだろう。

 

外交交渉回想: 沖縄返還・福田ドクトリン・北方領土

外交交渉回想: 沖縄返還・福田ドクトリン・北方領土