仮想通貨評論家コインマンブログ

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刑事司法は中世並み?

 

裁判所ってどんなところ?: 司法の仕組みがわかる本 (ちくまプリマー新書)

裁判所ってどんなところ?: 司法の仕組みがわかる本 (ちくまプリマー新書)

 

裁判員制度が導入された背景をご存じだろうか。

 

「検察と裁判所の関係が近すぎるから」

 

大学の刑法の授業で、教授が上記の様に話していたのを、よく覚えている。

 

本書は、「司法の仕組みが分かる本」というキャッチフレーズで、元裁判官が記したものだ。

 

「遠山の金さん、大岡越前は裁判所の人?(P11)」から始まっており、全く固くないトーンで大変読みやすい。

 

興味深いのは、「日本の刑事司法は中世並み?(P186)」部分だ。

 

有罪率が99.9%であることが、2013年の国際会議で非難されたのだ。

 

「検察が裁判をしているに等しい(P187)」、「本質は江戸時代と何も変わっていない(P187)」と筆者は同意している。

 

上記のような状況を打開すべく、裁判員制度が導入されたわけだが、改革は道半ばという感じだろうか。

 

日本の裁判員が関与するのは、刑事だけになっているが、これはよいことだと思う。

 

アメリカのように、裁判員が民事にまで入っていくと、賠償金などがとんでもない額になったりするからだ。

 

裁判所ってどんなところ?: 司法の仕組みがわかる本 (ちくまプリマー新書)

裁判所ってどんなところ?: 司法の仕組みがわかる本 (ちくまプリマー新書)