元外資系金融マンブログ

15年間外資系金融機関で働き、現在は仮想通貨や金融に関するライターをしているPMOです。

中国で裁かれた日本兵

 

A級戦犯を裁いた東京裁判、アジア・太平洋地域で行われたBC級戦犯裁判は、よく知られている。

 

しかしながら、1950年代、 満州国日中戦争などに関与した日本人1,526人が、建国直後の中国で戦争犯罪人とされたことは、あまり知られていない。

 

中国の戦犯管理所では、5年間に3段階の思想改造が行われ、裁判での死刑はなかった。

 

興味深いのは、「思想改造(P41)」部分だ。

 

当初は思想改造に抵抗していた日本人を、受容させたプロセスが克明に記されている。

 

他の戦犯同様、彼らも事後法で裁かれた訳だが、戦争に負けることがいかに悲惨かを思い知らされる一冊だ。