元外資系金融マンブログ

15年間外資系金融機関で働き、現在は仮想通貨や金融に関するライターをしているPMOです。

日本の医療はやりたい放題?

 

日本の聖域 この国を蝕むタブー

日本の聖域 この国を蝕むタブー

 

皆様は、「選択」という雑誌をご存じだろうか。

 

選択は、1975年創刊の月刊総合雑誌で、予約購買制を取っており、各界指導者に読者が多いことで知られている。

 

本書は、選択編集部による「普段報道されることのない、薄汚い聖域の実態(P2)」報告だそうだ。

 

理化学研究所電通に始まり、中国大使館や福島原発などの現状も報告している。

 

興味深いのは、「高齢者医療(P111)」部分だ。

 

昨今の医療費膨張の元凶と指摘されている人工透析について、詳細に報告している。

 

また、シンガポールの強制貯蓄制度を、以下のように紹介している。

 

「給与から強制的に平均17.5%程度天引きされる一方、雇用者も22.5%を払い、積立金は医療と住宅以外には勝手に使えず、金額が底をついた時点で医療は中止になる。(P118)」

 

本書は、豪州や英国、ドイツの高齢者医療費抑制策も紹介しているが、高齢者批判がタブー視される日本では、これらの方策が取りにくいと指摘している。

 

タブーが多いとされる日本の聖域を、垣間見られる貴重な一冊だ。

 

日本の聖域 この国を蝕むタブー

日本の聖域 この国を蝕むタブー