仮想通貨評論家コインマンブログ

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野獣の方が幸せなのか?

 

 

 

カルヴァン (センチュリーブックス 人と思想 10)

カルヴァン (センチュリーブックス 人と思想 10)

 

カルヴァンと聞いて、皆様はどのようなイメージを持つだろうか。

 

日本ではマイナーだが、欧州では重要な人物である。

 

カルヴァンキリスト教の思想家で、大きな影響を及ぼし、社会をリードし、開発していくような思想の開拓者となった。

 

興味深いのは、「悲観主義的人生観なのか(P123)」部分だ。

 

カルヴァン論法の中では、人間と野獣の比較がよく行われる。

 

「ある意味では野獣の方が人間よりも幸福そうであり、野獣の方がその本来の生き方にかなって生きている。とはいえ、人間は野獣にまでなりさがることによって幸福をとりかえすべきだとは言えない。人間は人間としての道を前に向けて突き破ることによってのみ、自分の行き詰まりを打破するであろう。(P124)」

 

非常に深い話である。

 

「本能の赴くままに生きる野獣は一見幸せそうだが、人間には神の恵みがある」とカルヴァンは言いたいのではないかと私は考えるが、皆様はいかがだろう。

 

欧州系企業に勤める方や、周りにクリスチャン(特にプロテスタント)が多い方は一読するとよい。

 

職場で宗教の話はあまりしないと思うが、「先週教会に行ってきたよ」という人は時々いるだろうから、そんな時、「この間、カルヴァンの本を読んだよ」と返すと、話が盛り上がるだろう。

 

カルヴァン (センチュリーブックス 人と思想 10)

カルヴァン (センチュリーブックス 人と思想 10)