仮想通貨評論家コインマンブログ

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タバコは途上国へ

 

脱資本主義宣言―グローバル経済が蝕む暮らし

脱資本主義宣言―グローバル経済が蝕む暮らし

 

レストランでタバコが吸える先進国は、日本くらいだ。

 

今年、久しぶりにハワイに行ったが、1週間、タバコを吸っている人を1人も見なかった。

 

それだけタバコを吸える場所がないということだろう。

 

本書は、グローバル企業などによる搾取を取り上げ、資本主義の仕組みに疑問を投げかけている。

 

筆者の鶴見は、「完全自殺マニュアル」で有名になり、「人格改造マニュアル」で紹介した覚醒剤を自ら使用し、逮捕された人物だ。

 

本書で興味深かったのは、「北がダメなら南に売ればいい(P116)」部分だ。

 

喫煙習慣は、大航海時代にヨーロッパ人がアメリカ大陸から持ち帰ったものだ。

 

当時は、未開の地だったアメリカからヨーロッパにタバコが広まり、現在は、世界最先端の先進国になったアメリカから発展途上国に輸出されているのは不思議な現象だ。

 

本書は、タバコに限らず、コーヒー、ジーンズ、アルミ缶などを通じて、資本主義の矛盾を指摘している。

 

原発色が強い部分はあるが、日本でコーヒーがどのように広まったかについての記述(P51)などは教養を深められる。

 

脱資本主義宣言―グローバル経済が蝕む暮らし

脱資本主義宣言―グローバル経済が蝕む暮らし