元外資系金融マンブログ

15年間外資系金融機関で働き、現在は仮想通貨や金融に関するライターをしているPMOです。

なぜ私はこんなに賢いのか

 

この人を見よ (光文社古典新訳文庫)

この人を見よ (光文社古典新訳文庫)

 

ニーチェは、ドイツの思想家である。

 

24歳の若さで大学教授になるが、処女作「悲劇の誕生」が反発を受け、事実上、学会から追放される。

 

本書「この人を見よ」は、ニーチェにとって最後の作品だが、訳者によると、「ニーチェによる、ニーチェのための、ニーチェ入門(P220)」だそうだ。

 

「なぜ私はこんなに賢いのか(P21)」、「なぜ私はこんなに利口なのか(P47)」、「なぜ私はこんなに良い本を書くのか(P84)」など、普通の人が言うと、「何て嫌なやつだ」と思われるだろう。

 

本書でニーチェは、キリスト教の悪口をたくさん言っている。 

 

欧州でキリスト教をたたくのは勇気のいることだが、イエスのことを悪く言っていないのは、ニーチェのバランス感覚なのかもしれない。

 

ニーチェは取っつきにくいと考えている人にとって、おすすめの一冊だ。

この人を見よ (光文社古典新訳文庫)

この人を見よ (光文社古典新訳文庫)