元外資系金融マンブログ

15年間外資系金融機関で働き、現在は仮想通貨や金融に関するライターをしているPMOです。

東大の門が赤い理由

 

殿様の通信簿 (新潮文庫)

殿様の通信簿 (新潮文庫)

 

「東大の門はなぜ赤いのか?」

 

上記についてご存じの方は、東大出身か相当の歴史マニアだろう。

 

現在の東大がある場所は、元々、加賀藩前田家の大名屋敷だった。

 

1827年(文政10)加賀藩13代藩主前田斉泰は、11代将軍徳川家斉の娘である溶姫を正室に迎えるに当たて、朱塗りの門を創建した。

 

それが現在も残っている訳だが、赤いのは表だけで、裏は赤くないのが面白いところだ。

 

ちなみに、徳川家斉は53人も子供を作ったとして有名な将軍である。

 

成人したのは28人だが、多すぎて幕府が財政危機になるので、世継ぎ以外の男は養子に、女は外へ嫁がせたわけだ。

 

将軍の娘を正室に迎えるくらいだから、前田家は江戸時代、強大な力を持っていた。

 

本書「殿様の通信簿 (新潮文庫)」によると、徳川家康が死んだ際、謀叛(むほん)を起こしそうな大名が3人おり、前田利常はその内の1人だった。

 

残りの2人は、加藤忠広、福島正則である。

 

この3人が謀叛を起こさなかった理由は、本書「前田利常(P100)」をご確認頂きたいが、本書では、大石内蔵助などの評価も行われている。

 

歴史好きはもちろんだが、ビジネスパーソンにとっても処世術指南書として、役立つ一冊だ。

 

殿様の通信簿 (新潮文庫)

殿様の通信簿 (新潮文庫)