元外資系金融マンブログ

15年間外資系金融機関で働き、現在は仮想通貨や金融に関するライターをしているPMOです。

森は足音で育つ?

 

林業がつくる日本の森林

林業がつくる日本の森林

 

学生時代、私は、植木屋でアルバイトをしていたことがある。

 

その時、一緒に働いていた職人が、いつも言っていたことがある。

 

「草木は足音で育つ」

 

芝刈りは原則、毎日行った方が良いそうだ。

 

芝が伸びてしまうと、養分が上にいってしまい、緑色が薄くなってしまうからだ。

 

前置きが長くなったが、本書は危機的状況にある日本の林業について、分析している。

 

日本の林業力低下の原因は、木材価格低下と労賃の上昇だ。

 

詳細は、「林業低下の理由(P39)」をご確認頂きたいが、1985年のプラザ合意以降の円高が日本の林業を一層苦しめ、1995年の阪神大震災が追い打ちをかけたと本書は解説している。

 

また、「林業関係者と消費者、一般市民、国民との関係の弱さも大きい(P40)」と指摘している。


「森は足音で育つ」

 

本書は、そう言いたいように聞こえる。

 

林業がつくる日本の森林

林業がつくる日本の森林