仮想通貨評論家コインマンブログ

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本は死なない

 

もうすぐ絶滅するという紙の書物について

もうすぐ絶滅するという紙の書物について

 

19世紀に蓄音機が発明された時、「紙の書物はなくなる」と言われたそうだが、今も本は健在だ。

 

Amazonからリリースされた「音読本」を使ったことがあるが、すぐにやめてしまった。

 

それだけ本の生命力は強いということだろう。

 

「すでに電子書籍を愛用している人だって本書を読んで紙の本が恋しくならないともかぎりません(P19)。」

 

書物は技術的革新期を迎えようとしているが、上記のような説明を加えながら、書物とは何かについて、フランスの作家とイタリアの哲学者が対談しているのが本書である。

 

本書で一番興味深かったのは、「炎による検閲(P329)」部分だ。

 

ナチスが焚書とホロコーストを引き起こしたことから、「本を焼く人間は、いつか人間を焼く」と言われるようになった。

 

ナチスの宣伝相だったゲッベルスは、ナチスでただ1人、愛書家でもありインテリだったと本書は語る(P343)。

 

焚書を行う人々は、文書の危険さがわかるからこそ、それを抹殺しようとするらしい。

 

毛沢東などの政治家が、書物をどのように使ったかについても触れており、教養を深めるためにもってこいの一冊だ。

 

もうすぐ絶滅するという紙の書物について

もうすぐ絶滅するという紙の書物について