仮想通貨評論家コインマンブログ

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死刑廃止と再犯率

 

Q&A 日本と世界の死刑問題

Q&A 日本と世界の死刑問題

 

米国大統領選の同日、オクラホマネブラスカ、カリフォルニアの3州で死刑制度の是非を問う住民投票が実施された。

 

3州全ての有権者が、制度の復活または存続を選んだことが、死刑廃止論者に衝撃を与えている。

 

本書「Q&A 日本と世界の死刑問題」は、死刑の歴史と各国の状況をQ&Aで説明している。

 

死刑廃止運動の最近の状況は?(P38)」の部分で、「日本は平安時代の810年頃から350年にわたって事実上の死刑を中断した世界最初の廃止国たる記録を持っている」と説明するなど、余り知られていない情報が満載の一冊だ。

 

終身刑は、死刑より残虐か?(P104)」の部分が興味深く、死刑廃止後、終身刑も見直すのが死刑廃止国のやり方だと説明している。

 

刑務所の状況は様々なメディアで取り上げられるが、日本における最大の問題は再犯率の高さだろう。

 

法務省がまとめた「犯罪白書」によると、全ての犯罪の検挙者の内、再犯者が占める割合が過去最悪だった。摘発された刑法犯約24万人の内、48%を占めていて、割合は年々増加している。

 

再犯率が高い理由として、出所後、定職に就くことが難しく、経済的な理由から、万引きなどの犯罪に手を染めることが多いようだ。

 

死刑廃止の議論も重要だが、再犯率を下げる方策を考える方が先だろう。

 

Q&A 日本と世界の死刑問題

Q&A 日本と世界の死刑問題