元外資系金融マンブログ

15年間外資系金融機関で働き、現在は仮想通貨や金融に関するライターをしているPMOです。

ソ連参戦も予測していた

 

昭和16年夏の敗戦 (中公文庫)

昭和16年夏の敗戦 (中公文庫)

 

 「日本はなぜ戦争に負けたのか」

 

何度となく議論されるテーマだが、本書はその背景などを詳細に説明している。

 

昭和16年(1941年)の夏、日本政府によって設立されたシンクタンク「総力戦研究所」は、当時の近衛首相と東條陸軍大臣にこう進言したとされる。

 

「米英と戦っても、制空権、制海権を維持できず敗北する。ソ連が参戦する可能性もある」

 

総力戦研究所は、真珠湾攻撃と原爆投下以外の戦況をほぼ正確に予測していた。

 

当時、不可侵条約を結んでいたソ連参戦まで予測していたことは本当に驚きだ。

 

私は毎年夏になると、本書を読み直している。

 

猪瀬直樹元都知事に対して色々な考えがあると思うが、本書はビジネスパーソンとして読んでおくべき一冊だ。

 

昭和16年夏の敗戦 (中公文庫)

昭和16年夏の敗戦 (中公文庫)