元外資系金融マンブログ

15年間外資系金融機関で働き、現在は仮想通貨や金融に関するライターをしているPMOです。

全てはマーケティング

 

 「全てはマーケティングである」

 

これは、ビジネススクール時代のマーケティング担当教授のセリフである。

 

今回紹介する「なぜ、日本人は考えずにモノを買いたいのか?―1万人の時系列データでわかる日本の消費者」は、変わり続ける消費者の変化を、1万人の時系列調査で、野村総合研究所が20年追い続けた資料である。

 

「わたしに合うモノを一つだけ選んで、すすめてほしい 」

これが本書の伝えたい消費者のメッセージだが、「お金はあるが時間がない、面倒くさい→情報をまとめ、選んで、届けよ(P122)」の部分が重要だ。

 

「インターネットは便利だが、情報の多さに疲弊(P83)」にも記載されているが、昨今はサイトで流行や売れ筋、専門家のコメントを確認してから、商品やサービスを購入するケースが多い。

 

有料テレビチャンネルが普及しているアメリカでは、100以上のチャンネルが提供されているが、それぞれの消費者が使うチャンネルは8以内が殆どであるそうだ。

 

選ぶのが、大変すぎるからだ。

 

マーケティングに携わる方はもちろんだが、あらゆるビジネスパーソンにとって本書は役に立つだろう。

 

「全てはマーケティングである」からだ。